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3.222023
さくらいふ主催講座「労働者協同組合法を学ぶ」
2月25日にさくらいふ主催で労働者協同組合法を学ぶ講座を開催しました。
労働者協同組合法とは、メンバーみんなで出資し、話し合って経営し、ともに働くという新しいスタイルの働き方のための法律です。
講座は2部構成で、前半はさくら市職員の川井和久さんより、市民活動をする際に法人格を取得するメリットデメリット、従来からある法人格の種類についての説明がありました。
後半は、労働者協同組合法の法制化に尽力された中手淳子さんより、協同で働くとはどういうことか、またこの法律によって何ができるようになったのか、といったお話がありました。
労働者協同組合法の第一条に、この法律の言いたいことのすべてが詰まっているということで、最初に読み上げられました。
その後、NHKで特集されたときの映像を視聴し、様々な具体例を知ることで、参加者の皆さんも協同という働き方のイメージがつかめたようでした。
参加者の方々の感想や中手さんへの質問の時間では、様々な意見が出ました。
みんなが対等な関係で事業と向き合う協同は、みんなが経営者であるとも言えます。仕事への向き合い方が自分事になるという点に興味をひかれたといった方がいらっしゃいました。
また、大きな会社のなかの歯車のようで働く意義が感じられないと思っていた方が、新しい働き方として興味を持ったとおっしゃっていました。
中手さんの「何かしようと思ったら、まず仲間3人集まって小さなことから始めてみる」、という話に、自分にも何かできそうと話す参加者もいらっしゃいました。
皆さん、中手さんの話から普段の活動や仕事へのヒントをもらったようでした。