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【登録団体さん訪問録(7)】Sakura mama’s KIRE

「さくら市防災プロジェクト ~子どもの命を守ろう~」というイベントが、11/3(火)に、氏家公民館にて開催されました。登録団体であるSakura mama’s KIREさんの主催です。講師は「かもん まゆ」という方です。被災地のリアルをママ目線で伝える、その世界では有名な専門家です。

ママ目線ということで、印象的だった話を2つご紹介します。1つ目は「子どもに地震の話をすること」についてです。不安をあおるという意味でタブー視されることもあるようですが、むしろ普段からしっかり話し合っておくべき、とのことでした。実際、地震を正しく理解している子どもは、本物の地震に遭遇しても、パニックになりにくいそうです。もう1つは非常食についてです。非常食は美味しくないので、被災時にいきなり与えても、子どもは食べないそうです。このため、普段から食べさせておくことが大切とのことです。「非常時だから(おいしくなくても)我慢しなくちゃ」という大人の論理は、子どもには通用しないようです。

そのほかにも役立つ情報が、たくさんありました。乱暴を承知でまとめると、「防災」「減災」よりも「備災(災害に備える)」が大切ということでした。普段から災害について、家族などやママ友など、身近な人と話し合い、計画し、そして物品等を準備しておくことが肝心、というわけです。

2時間ほどの講演が終わる頃には、みなさん、知識が身についただけでなく「さっそく取り組んでみよう!」というモチベーションも高まっていた様子でした。そんな思いにさせられるほど、具体例が多くわかりやすい内容でした。

KIREさんは「ママの目線」という切り口で、あらゆる活動をされています。今回のようなイベントだけでなく「KIREの家」という、ママの居場所も運営されています。すごくアグレッシブに動かれているので、私たちも「次は何をされるのだろう」と楽しみにしています。みなさんもご期待くださいね。

市民活動支援センターさくらいふ

〒329-1311
栃木県さくら市氏家1857番地
駐車場あり(建物南側)
tel:028-615-7117
fax:028-615-7973

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